はじめに
以前から、”販売のプロに自分の作品の良し悪しを見て頂きたい”・・・という思いがありました。
今回、それが実現しました。
どのようないきさつがあったのか、またその結果についてお伝えしたいと思います。
陶磁器専門店で作品を見て頂く事になったきっかけ
陶磁器専門店で作品を見て頂く事になったきっかけは、
”価格設定の方法を知りたい”という思いからでした。
最近、陶芸教室に「陶芸体験」でいらしたお客様が
私の作品を購入される事になりました。
その際「価格設定」がわからず、”これは練習で作ったものだから・・・”と思って「1000円」としました。
後で先生から、「安すぎる!安売りは良くないですよ!」とご指摘を受けました。
その後、上記のお客様のお友達が「私も購入したい」と連絡を下さいました。
まだまだ未熟な作品をご所望頂き、大変ありがたいお話でした。
そこで、”適正な価格の付け方を知りたい!”という思いが強くなり、
「思い立ったが吉日」で、店舗へ問い合わせをしました。
問い合わせをしたお店は、「大崎透先生」(”陶の動物園”の作家。2024年ご高齢のため作陶終了)
の作品を多数販売されており、私のお気に入りのお店でした。
店長さんに快諾して頂き、2026年6月作品を持参しました。
見て頂く目的は、「価格設定」についてアドバイスを頂く事でしたが、
”作品の1つや2つ、お店に置かれる事になったりして・・・”
などという淡い期待も抱いていました。(笑)
作品は、すべて持ち帰りとなる
店長さんに指定されたレジ横のカウンターに、大小9つの作品を並べました。
作品を見た店長さんは、「おぉ!おもしろいなぁ」とつぶやき、隣にいた店員さんが、
「ハシビロコウ!これ、〇〇さんが見たら喜ぶんじゃないですか?」と店長さんに話し掛けていました。
その後、じっくりと作品を見た店長さんは、
「まだ、改良の余地がありそうですね」とおっしゃいました。
店長さん)「例えばこの腕とか・・・」(パグの腕を指摘)「こうはならないと思うんですよね・・・」
(私の動物の腕は棒のようで、自分でももう少し何とかしたいと思っていました。)
店長さん)「ニワトリは良く出来ていますね。体のバランスとか、ポーズとか、
ニワトリらしさが出ています。
このハシビロコウの脚は、どうやって作られたんですか?」
私)「あっ、これは、ワイヤーと樹脂粘土で作りました。
でも、脚と体との繋ぎ目に違和感があって・・・」
店長さん)(深く頷く)
「こういう所も陶芸で出来てくると、ひらまさんにしか作れない作品になってくると思います。」
(「薪ストーブのショールーム」を示しながら)
「例えば、この作品を他の作家さんが作ろうとしたら、作れてしまうと思うんです。」
「”いったい、どうやって作っているんだろう”というような
ひらまさんにしか出来ない技術が加わってくると、
うちでも置かせてもらいたい、といった作品になってくると思います。
その片鱗は見られるんですけど、そこがまだ足りないかなぁという気がします。」
「これぞ!という作品が出来ましたら、またお持ち下さい。」
”自分の作品の良し悪しを知りたい”・・・と思っていましたが、
「陶芸作家」には、”まだまだだ”という事がわかりました。(苦笑)



おわりに
お読みいただき、ありがとうございました。
次回は、「陶磁器専門店で作品を見て頂いたエピソード」の後編をお伝えしたいと思います。